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私に何ができるの・・・(Blog)

宇宙の城スペースエデュケーションの
おがさわらなおこです^^

えっと、
今日は長文です・・・

宇宙教育を始めて、
おかげさまでこの5月で4年が経ちました。

その時は完全なボランティアなので、
ものすごい格安で月2回開催し、
集まった25名の子どもたちに飽きられないように
そして実績を作るために、ネタをこれでもかと考えていました。

何度か公表していますが、
私は元々知識が無い中、長男の宇宙好きを伸ばす為に
いろいろな科学教室などを見て探しましたが
いいところが見つからなくて、自分で作った、と言うのが経緯です。

そして集まった子どもたちの刺激の場になればと
周りの先輩方にワークショップに来て頂いたり
見よう見まね&手探りで少しずつ成長してきました。

 

私の本業は、ビジュアルやグッズのデザイン。
グラフィックデザインですね。

20年前に、バンタンデザイン研究所と言う
ちょっと奇抜な校風のデザイン専門学校を卒業した後、

その学校に残り、かの有名なA社のイラストを描くソフトや
写真加工をするソフトの使い方を講師として
2年間で250名ほどの
自分と年齢の変わらない学生たちに教えたり

六本木にあった会社(今は無くなったらしい)では、
ウェブデザインを社長から習って更新したり、
ゲームのイラストを描く仕事をしたり

浅草橋にある会社では、
ネコのキャラクターで有名な大手の
下請けで携帯ストラップや、アクセサリーなど
グッズの企画や、プレゼンボード、パッケージのデザイン
ホームページの構築や修正などの仕事をしていました。
商品化したものは、今でも持ってますよ^^

結婚してからは、
知り合いや友人から頼まれて
名刺やフライヤー(チラシ)のデザインとか、
自分でグッズ作ったり
アクセサリー作って売ったり、

ほんとに、いろんなことを細々とやって来ました。

なので、
宇宙教育を始めた時も

募集チラシやホームページは自分ですぐ作れたし、
子どもたちが使うワークシートも
何かのご褒美であげる景品や賞状も作れる。
そういうところは困らないで来られました。

 

現在も普段は、公的なものとか
一般の方を相手にデザインさせていただいてます。

宇宙の城の事業としては、
デザイン事業と宇宙教育事業は分けています。

新型コロナ前は、
宇宙業界では「宇宙ビジネス」が盛り上がっていて
(コロナの影響がこれからどう出るか分かりませんが)

宇宙探査(惑星や小惑星などの探査)、
宇宙開発(ロケットや宇宙食など広い分野の開発)、
宇宙利用(ナビシステムや天気予報など)

こんな感じで分けられると思うのですが

今までは国が中心になってやるもので
限られた民間企業が関わることはあっても、
宇宙を専門とした会社を作って仕事をするって
なかなかハードルの高いことでした。

でももう今、宇宙はもはやそんなに珍しくはない、
身近な分野で、ビジネスとして成り立って来ているのです。
しかも増え続けている。

私としては「宇宙ビジネス」の1つのジャンルとして、
「宇宙教育」をきちんと定着させたいと思っていて

(だって・・・教育って大事ですよね)

ビジネスと言うからには、お金が発生するので
ボランティアでしてきた宇宙教育とは
一線を引かなくてはならないと思っていました。

 

でも、どうしたらいいか分からず、

「ボランティアならここまでだけど
講座としてならこれを盛ろう」

とか

「付加価値をつけよう」

とか

「自分が有名になれば」(←マジか)

とか

うちのことで恐縮ですが
夫にも、楽しんで宇宙語りまくってもらう場を
提供したくて

 

実は、
顔に出さないように
SNSにも出さないようにして来たけど

すんーーーーごく!もがき続けてきました。

メルマガを始めた1年前から
課題はずっとあって
どう展開したらいいのかずっと悩んでました。

そんなとき、新型コロナが世の中を襲い
どこもかしこもオンラインで
家にいながら、宇宙の話を聞けるようになり

 

私も3月いっぱいまで、
オンラインで宇宙の工作や実験のラボをして
メルマガ読んでくださってる皆様をはじめ
色んな方々に宇宙の話をたくさんしてきました。

その時々で、悩んではいたけど
リアルやオンラインでのワークショップに
参加してくださった皆様のおかげで
いつも楽しく進めさせていただいて来ました。

(ありがとうございます^^

 

でね・・・それ以降。

誰も彼もがオンラインで宇宙やってるって
思いはじめたら、
私は何をしたらいいのか分からなくなってしまい
まったく何もできなくなってしまいました。

(一応企画だけはしてて、これから徐々に披露しますね)

 

私は、どこまで勉強しても
宇宙の専門家ではないことを自覚していて
何をしたらいいかも分からなくなった。

次のコンテンツが出せない。

会社経営してるのにそれって、かなり致命的。

 

でも今までに

「宇宙の知識は、おがさわらさんのメルマガでしか
得てないんです。これからも楽しみにしてますね!」

っていうようなこと、何通〜〜〜〜〜も
いただいているんです!!!

嬉しくて本当に泣けます。

本当にありがとうございます!

 

だから、やめることは絶対考えない。

待ってくれてる方々がいる。

悩み続けて、これでいいのか不安なまま
お届けするのは本当に申し訳ない。

 

でも今現在よ・・・
とにかく!何したらいいか分からない。

 

モヤついたまま迎えた4月の最後の週のこと。

5/5に7500名を動員した、親子オンラインイベントの
PDFパンフレットを作る事になり

たくさんの講座数を見やすいように整理しデザインして
まったく手探りながら3日で作り上げたんです。

非常に危機迫ったスケジューリング(笑)

でも・・・

すごく疲れたけれどそれ以上の達成感と、

はじめましての方々の中で
「おがさわらなおこ」が何者なのかを
まったく知らない皆様に喜んで頂けたことが、

 

モヤモヤしていた私の脳ミソを、
物凄い勢いでかき混ぜはじめたのです。

 

私、やっぱりデザインが好きなんだ。

 

そう思ったら、やっぱりデザインの仕事増やしたいな・・・
なんかどうにか活かせないかな?

なんて思考になるんですよね。

子どもたちにデザインの楽しさを伝えること
今まで、まったく考えなかった訳ではないけど

とにかく「宇宙教育」頑張るんだ、
宇宙の知識を楽しくわかりやすく伝えるんだって
それしか見えてなかった。

 

そこから、

今は何も出来ないんじゃなくて、
「自分史上、最高に楽しい何か」を
生み出す時間だと割り切って

 

企画、詰めています!

これは、

デザインの基本を知って
「宇宙のあれこれ」をデザインしよう!って言うもの。

夢を描くのも、ただふんわり描くのではなく

お題が「ロケット」だったら
・飛ぶ仕組み
・温度にも耐える
・宇宙へは何をしにいくのか

のような専門を学ぶ大学生が習ってることを
わかりやすくお伝えして

それを受けて、自分で考えて
画材も使い分けて

ロケットのデザインをする!

とかね。

宇宙食も、
自分が宇宙で食べたいものを思い描くだけじゃなく

世界各国の宇宙食にはどんなものがあって
歴史や、どうやってできているのか、
宇宙飛行士にとってどんな存在なのか

そしてそれを、地球で売りたいなってなったら
どんなデザインのパッケージで売ろうか

なんてことを考えます。

そうなった時、
色彩や、レイアウトなど
デザインの専門知識もちゃんとお伝えしつつ

自分のデザインをみた人、手に取った人が
喜んでくれてることを想像しながら

楽しんで、でもマジになって作ってみよう!

って言う講座(笑)

「基礎コース」として
いろんな宇宙のあれこれを、企画してます。

ミッションパッチ(ワッペンみたいなの)
宇宙服のデザイン
宇宙食のメニューとパッケージデザイン
宇宙旅行の企画とチラシのデザイン
宇宙で住む家のデザイン
ロケットのデザイン
探査機のミッションとデザイン
(順不同)

対象は小3親子から、中学生まで。
小学生は保護者が必ずついていただきたいです。

(小さい子のコースも検討しています!ちょっと待ってね)

基礎コースは全部で40時間かけます。
8ヶ月間、月2で。
1回が150分の予定。

ある分野では、専門家に話聴けるチャンスも作る!

20時間で基礎コースの半分だけ受けられるクラスも作りますが
どうせやるなら、フルでやることをお勧めします。

オンライン中心で、リアル手取り足取りができないから
私側の課題はいろいろあるけど

わたし、全力で行きたい(めちゃ暑苦しかったらごめん)!


宇宙好きな子は、本当に楽しいと思う!!

・・・私の幼少期は、
父が母に「紙とペンだけは切らすな」と
いつも思う存分お絵かきできる環境を作ってくれて

誰からも、絵がうまいねって言われて育ちました。

 

大人になって印刷に出せるようになるまで、
自分で描いた絵の裏に両面テープ貼って
シール作ったり(これは研究歴長いよ!)

オリジナルグッズを作る事に
情熱?執念?を燃やして成長してきて

 

その度、両親は驚いてくれて

 

それが自分の大きな自信になり、
自分が好きな証ともなり、

 

専門学校で、先生に作品をけなされても
調子に乗って伸びた鼻をへし折られても

這い上がってこられるような、
自分を貫き通す力になりました。

 

だから、子どもの頃の私と同じように
ただただ絵が好き、図工が大好きなお子さんには
得意なことを伸ばしてもらって、
私とコミュニケーションとってもらって

夢をかなえるために努力することや信じることを
たーーーくさん伝えたいし、

 

お母さんお父さんも、
子どものいつもの一面はもちろん、

意外な一面を知れる
きっかけのひとつにもしていただきたい。

 

ここが本当に残念なところだけど
いまは、優秀なアプリやソフトがあるから
何を作るにもデザイナーいらずなんて話も聞きますし、

PCで作れば何でも綺麗に見える
なんてぬかしやが・・・

オッホン、

おっしゃる、非常に頭の悪い方も
時々いらっしゃるのですが
(本当に言われたことがあります!)

人々の思いを形にできる、すごい能力をもった
デザインをする人は絶対必要だと思います。

オリジナルを、0から作るって
相当なことなんですよ。

才能じゃなくて、どれだけ作品を見て来たか
場数を踏んで来たか?なんだと思うのです。

大変かもしれないけど、
それだけ「やりがい」や「達成感」はあるし
みんなに喜んでもらえたと言う経験が
ほんと、力になり自信になっていくんです。

今までに、私の影響で

「デザイン勉強し始めたよ!」
「息子が楽しそうに絵を描くようになってね・・・」
「あの時教えてもらったから、今でも工作大好きです」

って、若い時からずっと

学生や近所の子のお母さん、
私に再会したあるお母さんたちから
言ってもらってたんだった。

そうだった、そうだった。
思い出せてよかった。

宇宙業界にもデザイナーやアーティストはいるから
そういう道を目指したいっていうきっかけにもなれたら
ものすごーい嬉しいけど

 

デザイナーにならなくても、
何かを自分の手で作れる楽しさを知って欲しい!

 

親子で、コミュニケーション方法もデザインして
人生までもデザインしていって欲しい!

 

それをね、
大人も子どもも楽しめる「宇宙」でなら
さらに楽しくなること間違いないと思っています。

ってことで、
やっと、やっと!
「動けない状態」から抜け出すことができました^^

これからのメルマガで、
またお話もさせていただきますが、

6月中旬からスタートしたいなぁって思っています。

習って作って終わり、にはしたくない。

ずっと親子のコミュニケーションや成長を
見守らせていただけるようなシステムを考えていますので
どうぞお楽しみにしてください^^

募集は・・・いつにしようかな・・・
こんなに熱く語ったものの、
やってみたい方はいるのだろうか(笑)

ちょっと!詳しく!!
と言う場合は
edu@space-castle.jp
へ、メッセージくださいませ^^

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